冷夏といわれた今年の夏。夏らしさを感じるには短い期間でしたが、暑さが厳しい日もあり、涼を求めて様々な場所に足を運び、楽しい時を過ごされたことでしょう。
観光地を訪れた時、必ずといっていい程あるものに、博物館や美術館などの施設が挙がるのではないかと思います。ふと足を運んでみると、知らなかったことを発見できたり、知っていたことでもより深いところまで理解することができ、ちょっと時間があるから・・・といって入館したつもりが、すっかり見入ってしまってあっという間に時が経っているということが幾度もあります。
少し前までは、話題の特別展や常設展示物に余程の魅力がなければ足を運ばない場所でしたが、今では旅をした時のお決まりのコースになっていて、数年たっても写真がなくても鮮明に思い出せるものや、入館し、見たものに感銘を覚え、それにちなんだ習い事を始めるきっかけになったくらい、博物館巡りを楽しんでいる自分になりました。
県博物館協会が発行しているパンフレット「2009ミュージアムおでかけガイドinやまぐち」には、58の施設が紹介されています。特に山口県は歴史上に何度も名を馳せている地ですので、見て知る楽しさは計り知れないと思います。
このようなことを楽しむことで、今を活きる前向きな気持ちと、歴史の偉大さを知り、昔の偉業で今がある有難さを常に心に兼ね備えていられるちょっとした心の余裕があるといいなぁと最近思っています。
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